第35回 福岡県吹奏楽コンクール(2019年8月3日)高校の部 聞いてきた!

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2019-08-3

更新:2019-08-24

お待たせしました!

毎年恒例!(になりつつある)福岡県大会 吹奏楽コンクール 高校の部聞いてまいりました!

今回は朝から全団体を聞きましたので、各団体の感想をひと言づつ程度ですが書いて行きたいと思います。

プログラム

演奏順 演奏団体 指揮者 審査結果 自由曲
1 九州産業大学付属九州産業高等学校(55名) 榊 純一 金・代表 THE YEARS OF DRAGON(2017年版)
          作曲:P.スパーク
2 九州産業大学付属九州高等学校(55名) 小川 哲平 金・代表 ブリュッセル・レクイエム
          作曲:B.アッペルモント
3 福岡工業大学附属城東高等学校(55名) 幸喜 隆 金・代表 交響曲第1番「アークエンジェルズ」
          作曲:F.チェザリーニ
4 福岡県立小倉商業高等学校(45名) 吉原 哲 ブリュッセル・レクイエム
          作曲:B.アッペルモント
5 東海大学付属福岡高等学校(55名) 德永 賢一 歌劇「マノン・レスコー」より
          作曲:G.プッチーニ 編曲:宍倉 晃
6 福岡市立福翔高等学校(55名) 寺地 大輔 富士山~北斎の版画に触発されて
          作曲:真島 俊夫
7 近畿大学附属福岡高等学校(38名) 鈴木 雄志 マカーム・ダンス~ウインド・アンサンブルのために~
          作曲:片岡 寛晶
8 北九州市立高等学校(55名) 田中 敦大 金・代表 ラ・フォルム・ドゥ・シャク・アムール・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ
          作曲:天野 正道
9 福岡県立小倉高等学校(48名) 木村 慶子 昂揚の漣
          作曲:長生 淳
10 福岡県北筑高等学校(55名) 池田 仁史 ラッキードラゴン~第五福竜丸の記憶
          作曲:福島 弘和
11 福岡県立修猷館高等学校(55名) 立花 和俊 銀・代表 カプレーキとモンテッキ「ロメオとジュリエット」その愛と死
          作曲:天野 正道
12 福岡県立門司学園高等学校(55名) 中嶋 恭子 銀・代表 コリアン・ダンス
          作曲:高 昌帥
13 大牟田高等学校(55名) 川口 春生 眠るヴィシュヌの木
          作曲:樽屋 雅徳
14 飯塚高等学校(44名) 畑中 洋介 バレエ音楽「中国の不思議な役人」
          作曲:B.バルトーク 編曲:上埜 孝
15 福岡県立嘉穂高等学校(55名) 伏見 宣秀 モンタニャールの詩
          作曲:J.ヴァン=デル=ロースト
16 精華女子高等学校(55名) 櫻内 教昭 金・代表 バレエ音楽「中国の不思議な役人」
          作曲:B.バルトーク 編曲:加養 浩幸
17 福岡県立春日高等学校(55名) 手嶋 聡 金・代表 ウインドオーケストラのためのマインドスケープ
          作曲:高 昌帥
18 福岡県立八幡南高等学校(55名) 神明 みどり セルゲイ・モンタージュ
          作曲:鈴木 英史
19 福岡県立鞍手高等学校(33名) 草野 知一郎 蒼海の覇道
          作曲:田村 修平
20 福岡県立城南高等学校(55名) 幸島 光義 青い水平線より
          作曲:F.チェザリーニ

 

各演奏団体について

1.九州産業大学付属九州産業高等学校

課題曲は音がステージから抜けてこず、イマイチな印象。典型的な銀賞演奏の印象。

自由曲は中間の弱奏部の響きが薄くて残念。低音群ももっとグイグイ来てほしい…。

強奏でテンポが遅いところは奏者的にはシンドイけど一番の聞かせどころ。

もっとスタミナをつけて頑張ってほしいです。

銀賞、悪くすると銅賞予想だったので、正直、金賞・代表の結果には驚きました。

 

2.九州産業大学付属九州高等学校

課題曲は減点したくてもできない良い演奏!

自由曲のブリュッセル・レクイエムは昨年の精華の演奏で一躍今年の流行曲に。

編曲のせいか、聞かせどころの難しい曲だが、強奏部分もしっかり聞かせてくれる演奏。

中間の木管メインに曲が進んでいくパートは音が薄く感じたんだけど、

もともとそういう作りなのか??

 

3.福岡工業大学附属城東高等学校

武田先生引退され、新しい指揮の先生になっていましたが、

やはり他との圧倒的なレベルの差は歴然。

課題曲は様式美にきちっとハメてきて醸し出される余裕の演奏。

音の「おしり」の処理が気になるところが何か所かありました。

自由曲、重厚な低音群は健在。

ただし、例年ほどの感動は無かったかな。

まぁ、求めすぎていると言われればそこまでです。

 

4.福岡県立小倉商業高等学校

課題曲が典型的銀賞演奏。

自由曲のブリュッセル・レクイエムも銀か銅かな…

といった印象。

 

5.東海大学付属福岡高等学校

課題曲の仕上がり良好。

自由曲のマノン・レスコーは一瞬も緩むすき間なく

世界観がガッチリと表現されており、次にどう来るのか!?と

非常にワクワクさせてくれる演奏でした!

どのシーンも淀むところのない、清流のような、

加えて前に進む推進力も持っていました。

個人的な予想は金賞・代表だったので、結果はかなり残念でした。

 

6.福岡市立福翔高等学校

課題曲は安定感があり良い演奏。

自由曲はモンフジ。

昨年の中学の部でも複数の団体に演奏されていた曲です。

上記の記事に埋め込んでいる作新学院の演奏を知っていると、どうしても

何となく全体的に迫力に欠けたかなぁ~という印象もあり、銀賞、うまくすれば金賞?という予想でした。

 

7.近畿大学附属福岡高等学校

課題曲はイージーミスが目立ち、人数の少なさも不利が出ていて残念ながら銅賞かな…

という印象。

自由曲のSaxソロはお上手!全体的にTuttiの厚みがもっと欲しかったですね。

 

8.北九州市立高等学校

課題曲は全くソツの無い演奏。自由曲への期待値も否応なく高まる♪

自由曲は難易度高い天野曲でしたが、無事に天野ワールドへ昇天させてくれました!

よくぞこの難曲を吹き切ってくれた。それをやりこなすだけの力のあるバンドだということを見せつけてくれました。

迷うことなく金賞予想でした、お見事!

 

9.福岡県立小倉高等学校

本日唯一の課題曲Ⅴ、ビスマス・サイケデリアⅠを演奏。

聞いてみて思いましたが、これはわざわざコンクールで演奏したいと思う指導者はなかなかいないだろうという、

曲名通り「サイコ」な曲(;´∀`)

指揮の木村先生はよく曲の形に組み上げたなぁ、と感心しましたが、代表を取りに行くにはいささか曲が難し過ぎる印象。

大学とか一般・職場の部に譲りますって感じですね。

自由曲は長生淳作品で攻めてきましたが、やはり長生作品も端麗な曲が多く、

盛り上げドコロできっちり感情の高ぶりを表現するには技量が要求されますね。

推進力がなく、中だるみしてしまった感が強かったのが残念。

 

10.福岡県立北筑高等学校

課題曲は典型的な銀賞演奏。

自由曲はラッキードラゴンでしたが、もう少し難易度の高い曲に挑戦しても良かったのでは…?

という思いが頭をよぎりました。

勿体ないですね。選曲って大事。

 

11.福岡県立修猷館高等学校

あら、西嶋先生は異動されたんでしょうか?

指揮の先生が立花和俊という方に代わっていましたね。

西嶋先生は一般の部の早良市民吹奏楽団のほうでは指揮をされたようなので

吹奏楽の指導自体を引退されたわけではなさそう。

福岡高校って吹奏楽部強いんですかね?

あまり県大会では名前を聞いた記憶がありませんが…

さて修猷館、課題曲はよい演奏!

課題曲終わった段階で金賞狙えるぞ!と期待させてくれました。

新しい指揮の立花先生とのバンドの呼吸も合っていて違和感なし。素晴らしいですね。

自由曲は勢いだけではどうあがいてもごまかせない、これまた天野曲。

よく吹き切りました!金賞予想でした。

銀賞でしたが、昨年の雪辱を晴らして見事に代表を勝ち取りましたね、おめでとうございます。

 

12.福岡県立門司学園高等学校

課題曲は盤石の造り。やはり毎年思うのですが、この学校は低音群の技量が高い。

骨組みがガッチリと安定しているので、何を吹いてもブレない強さがありますね。

自由曲が不思議な曲で解釈が難しく、個人的にはイマイチ盛り上がりに欠けたので銀?金?微妙…

ってな予想でした。

 

13.大牟田高等学校

課題曲は出だしの音量が微妙に小さくなってしまいましたね。

「マーチは出だし一音で決まる」とよく言われますが、本当にそうだと思います。

一日中同じ曲(課題曲)を繰り返し聞いていると、最初の一音だけで違いが分かるようになってくるから不思議なものです。

小さくまとまってしまった感があり、銀賞予測。

自由曲は変わってザッツがピッタリで気持ちよく、素敵なヴィシュヌの木を聞かせていただきました。

自由曲だけ切り取れば金賞でも遜色のない演奏だったと思うので、課題曲の出来が本当に残念です。

 

14.飯塚高等学校

課題曲はクセが強い演奏でした。好みが別れるなぁ、ということで銀賞予想。

配置も独特でしたが、マーチにクセは要らないと個人的には思います。

自由曲は打って変わって完成度がとても高い「役人」を聞かせていただき大変満足!

Tbパートよく吹いていましたね。体力のいるこの曲をラストまでがっつり吹き切る実力のあるバンド。

ますます課題曲が惜しく感じました。

ちなみに中国の不思議な役人はこんな舞台です↓

ご存知でしたか(^_^)?

わたしは知りませんでした笑

 

15.福岡県立嘉穂高等学校

課題曲は減点の少ない良い演奏だったと思います。

自由曲のモンタニャールは総集編みたいな編曲で、原曲を愛する身からすると

奥歯に物が挟まるような違和感が半端なかったですが、響きを聴かせることには成功していたのではないでしょうか。

金賞予想でしたが、残念な結果でしたね。

 

16.精華女子高等学校

課題曲は間違いなく本日1位のマーチ!マーチで右に出るものがもはやいない、そんなレベル。

自由曲まさかの「役人」で個人的にはかなりビックリ。

藤重先生時代だったら演らなそうな選曲で、良い意味でバンドイメージが少し変わりました。

えげつないのが金管群。音色を使い分けて来ます。

一体、普段どのような指導と練習を重ねたらこの超高校級の演奏力を身に付けられるのか?

すべての指導者が知りたいだろうなぁ。

課題・自由曲合わせて間違いなく、本日1位の演奏を聞かせていただきました、

ごちそうさまです。

似たような感想を抱いた方いっらっしゃいました。

 

17.福岡県立春日高等学校

この日初めての課題曲Ⅲ、行進曲「春」、ゆっくりテンポのマーチで面白い曲だなぁと。

春日高校に似合う曲でしたね。数年前もマーチ選んでましたが、あえて少しテンポを緩めていたのがすごく印象的でした。

自由曲は金賞の予感をさせる響き。これは本日初の課題曲Ⅲが審査員にどう評価されるかで決まるなぁ…と

評価をペンディングしていましたが、後述する城南高校の同じく課題曲Ⅲを聞いた時に

春日高校の一枚上手な演奏がグイッと引き立ちました。

金賞での代表獲得は妥当な実力を持っている演奏団体だと思います。

 

18.福岡県立八幡南高等学校

課題曲、よく鳴らしており、良い仕上がりでした。

そしてやっぱり、サンパレスって(コンクールの時は)明らかに夕方のほうがホールに音がなじむよなぁ、と。

まぁ演奏順はくじ引きで決まるので選べないので、どうしようもないんですけどね。

課題曲よかったんですけど、自由曲がちょいと残念な仕上がり…

銀賞予想でした。

 

19.福岡県立鞍手高等学校

課題曲が典型的な銀賞演奏。

自由曲もいまいちパッとせず、こちらも銀賞予想。

上手なんですけどね!

 

20.福岡県立城南高等学校

本日2団体目の課題曲Ⅲ、大人し過ぎる…!

何と言ったら良いのでしょう、どこかお坊ちゃん臭が抜けないと言いましょうか。

ここぞ!という時に腹の底から鳴らしたるで根性的なものが見えない。

自由曲の青い水平線もステージから音が抜けてこない。

盛り上がりに欠ける、これは痛いです。

そして曲後半は奏者がバテちゃっているのがこちらにまで伝わってきてしまいました。

一番最後のコントラバスを使ったホエールトーンの演出はとってもよかったです♪

 

さて今週末は待ちに待った九州大会!

代表に選ばれた8校が存分に実力を発揮してきてくれることを祈りましょう♪

 

 

 

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