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デスノート Light up the NEW world 撮影使用小道具がキャナルシティ博多で展示されている件

2016年11月10日

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2016-11-10

こんにちは。

皆さん、新しいデスノートの映画はもうご覧になりましたか?

10/29(土)から上映開始で初登場1位に輝きましたが、翌週には「君の名は。」にまた首位を奪われてましたね。新海誠、強い(笑)

私、公開初日に見に行きまして。普段そこまで張り切って映画見に行く人種ではないのですが、なぜ今回はわざわざ初日に見に行ったのかと言えば、Huluで配信されているこのデスノートLNWのスピンオフがいい感じだったからです。

20161110_100135000_ios10/28公開日直前の金曜ロードショーでは10年前の藤原キラと松山Lのデスノート総集編も放送されていて、そっちも見ちゃいました。こちらは主にミサミサ戸田恵梨香の変化を確認しておく目的で。

ま、ネタバレになるかも知れませんが、ミサミサはもはや別人でしたね(笑)

戸田恵梨香は初め、このLNWのオファーが来た際、出演を固辞していたそうな。私が心奪われたスピンオフには出ていませんでしたけどね。スピンオフですごくよかったのが紫苑役の菅田将暉とLの後継者竜崎役の池松壮亮この2人。

 

この2人を見に行ったも同然なのですが、予想外によかったのが、死神のCG!

以下、思いっきりネタバレ含んできますのでまだ映画を見ていない、これから見る予定だ、という方は開かないでくださいね?

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1.素敵な死神たち

皆さんご存じリュークもすごくリアリティがあったし、新しく登場する死神2体が素敵なんですよ!ベポとアーマ。

screenshot_2016-11-10-19-18-21何が素敵って、まずはフォルム。そしてそして、ベポの声は松坂桃李がやってんですよ。前情報として知っていたので、注意してましたが、声が特殊加工され過ぎていて全く桃李くんとは分からなかったですけどね…笑

松坂桃李はジョージ朝倉の漫画が映画化された「ピースオブケイク」で主人公の友人のオカマ役を怪演してて、私的にはこれがすごく`ツボ’でした笑 (て言うか、菅田将暉はこれにも出てたんですね、本当最近なんにでも出てるなー。追っかけする方も大変ですね。)

映画でのベポは金色のゴツい死神でオカマ桃李くんとは180度別人でした。エンドロールで名前出てやっと声の主を知る人のほうが多いんじゃないかな?

screenshot_2016-11-10-19-20-12アーマは竜崎のデスノートの持ち主。女性の死神です。白くて、シュッとしてて、手がお化けみたいなポーズがデフォ。

このアーマの何がいいって、池松壮亮演じる竜崎の日本での仮住まいでのやり取りがいいんですよね。この2人のやり取りは、ちょっと切なく甘い。この映画の中で唯一このシーンだけに存在する要素かもしれません。

撮影時の裏話として、池松君は役として結構積極的に死神に絡みに行こうとした(竜崎は3体の死神達と対峙するシーンが多い)らしいのですが

(実際の撮影の時は死神の模型や、死神のポーズを真似た役者さんに動きをやってもらって、あとからCG編集という流れ)

人間がCGの死神に`触る’アクションをすると、それだけでCG編集の期間が1か月延びてしまうらしく、監督から「ヤメテッ」って言われていたみたいです(゜_゜)

 

そう言われて考えてみると、人間が死神と触れ合うシーンはノートやマスカットの粒等のアイテムを介して間接的にだったり、アイコンタクトだけで意思疎通していたり直接‘触る’ということはほとんどないんですよね。

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2.竜崎(池松壮亮)

20161110_092903000_ios竜崎という役に触れておくと、Lの遺伝子から生まれた存在でありながら(あるがゆえに)Lを超えようとする負けず嫌い。活動拠点は香港なのかな?スピンオフの舞台は香港から始まりますね。日本の警察の要請を受けて、日本に来た時にLの遺品の「ひょっとこ」のお面を渡される。

20161110_100031000_ios始めは嫌がっていたものの、Jに自分専用のシルバーのひょっとこお面を作ってもらってからは、それを愛用していくあたり、かわいいんですよね。

Lから生まれた存在であると同時に、Lに相反する葛藤を抱えながらも、やはりLの遺伝子を引き継ぎ、そして超えて行く者、という竜崎の世界観が演技の端々に散りばめられていて、自然と竜崎という個性に感情移入できる。ここが池松君の演技の素晴らしいところ。

 

例えばパソコンを人差し指で片手ずつ打ったり、椅子の上に体操座りのように小さくなって座ったり、モノを持つ時の独特の指使いや、睨み等々、節々に松山Lがいるんですよ。

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ただ、作られたコピーゆえか、ハードワークのせいか、恐らく両方なんだけど、頭部の一部が白髪になっていたり、家に帰って複数の薬を常用していたりと身体の状態があまり良くないことが描写されている。当初の案として頭部すべて白髪にするというのもあったようなんだけど、監督さんと話し合って一部だけ白髪という形になったらしい。

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3.紫苑(菅田将暉)

紫苑優輝編が、スピンオフ3作の中で一番好きです。

20161110_095301000_iosなぜキラ信者になったのかという生い立ちから、デスノートを手に入れ、それを使って新生キラとして元犯罪者たちに罰を与えていくんです。元犯罪者で今は更生して通常の生活を送っている男(中村倫也)が、これまたすんごくいい味出してて、そして紫苑によってあっさり殺されちゃうんですよ。ここに10年前から変わらない、デスノートの根底に流れるシンプルなメッセージがこもっているなぁと思います。

20161110_094059000_ios紫苑はサイバーテロリストでキラ信者という設定なので、登場するシーンはほぼPCを前に座っているのですが、そのPCの周囲に幾何学の折り紙?がたくさん置いてあります。

これって、撮影用のアイテムとしてパーツから組み立てているのかなぁとぼんやり思っていたのですが、何と本当に一枚の紙から作られるものなのだそうです。筑波大学の三谷教授(筑波大学大学院 システム情報系情報工学域教授 非数値処理アルゴリズム研究室)が研究されているものだそうで、まず機械で分析・計算してから、その設計に沿って作るんだそうです。

 

20161110_094805000_iosこの折り紙もそうなのですが、紫苑のイメージカラーは「白」。劇中での服装も基本白っぽいものを着用していますね。

映画のなかではキラの指す「約束の場所」へ向かう時の正装として細身の白いジャケットに白いズボンと全身を白で固めています。これは‘紫苑のウエディング’を意識した装いとして菅田くんが監督に提案したとか。

 

 

4.キャナルシティ博多に撮影で使用した小道具が展示されている(期間限定11/13まで)

じ・つ・は・・・・・!

この紫苑の勝負服(死装束?)ともいえる白のジャケットが、つい最近までキャナルシティ博多に展示されていたんです!

あ、余談ですが今日現在(2016/11/10) 博多駅からキャナルに行く際に駅から一番の近道である博多駅前通りが陥没してますから、現地の詳しい交通規制は分かりませんが、道を一本住吉神社側に外して行くようにした方がいいかもしれませんね(笑)

何とこのキャナルシティの展示は11月13日(日)までの期間限定!

ジャケットだけでなく、すべて実際の撮影で使用されたデスノートやリュークの顔の模型、三島の使いこんだキラ研究ノート、紫苑の幾何学折り紙、等がさりげなく展示されています。私は知らずに通りがかったのでマジでビビりました(笑)

たまたま通りがかったのが11/5(土)なんですけど、この日の展示ではすでに紫苑の白ジャケットが撤去されていて、竜崎の黒コートに変わっていました。img_20161105_165912

写真撮ると、クリアケースの指紋が目立っちゃってなんだか残念な感じに…(・。・;)きれいに映るよう結構いろんな角度から撮影を試みたのですが、難しかったです。

さて、展示は今週いっぱいまでなので、デスノートLNWまだ見ていないという方も、もう一度見ようかなと思っている方も、博多の陥没現場見学がてらキャナルまで足を延ばしてみるのはいかがでしょうか?

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完全に余談なんですけど、安室奈美恵の主題歌と劇中歌、いいですよねぇ。私は「Fighter」がすごく好きで。安室ちゃんのPVに死神たち出てくるんだよねぇ。

こちらもHuluでショートバージョン見られますよん。



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