保育士実技試験-造形-再現絵掲載・何を準備する?

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2017-07-12

保育士試験の実技試験3分野における造形は8割以上、事前準備でなんとかできる試験だと実際に受けてみて思いました。

色々と並べ立ててますが、私カワ女(@kyzyo3)も準備そこそこに試験を受けてしまいました。気持ち緩みまくりw

一次の筆記試験の難易度の割には実技はボーナスステージな部分がありますね。

しかし始まって見ると造形の45分間は必死過ぎてあっという間、気が付いたら終了時刻でした。

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1.H29 前期試験 造形試験の問題(事例)

今回のお題は給食時間でした。問題は下記のように出題されます。                             

問題 【事例】を読み、次の4つの[条件]をすべて満たして、解答用紙の枠内にその情景を描きなさい。

【事例】H保育所の5歳児クラスの子ども達は、給食当番が配膳の手伝いをします。子供たちは、それぞれ好きな食べ物、苦手な食べ物があるようですが、みんなで楽しく食事をしています。自分が食べた食器の片付けは、保育士が手伝いながら、子ども自身が行います。

[条件]

1.「給食の準備」、「食事中」、「片付け」のうちから一つを選び、その様子がわかるように描くこと。

2.給食時間の保育室の様子がわかるように描くこと。

3.子ども3名以上、保育士1名以上を描くこと。

4.枠内全体を色鉛筆で着彩すること。

上記の内容を19cm×19cmの枠内に試験時間45分で書き込んでいきます。ちなみに紙はケント紙。

試験時に持ち込める色鉛筆は本数制限は無し、色は12~24色の指定。

 

2.色鉛筆について

持ち込む色鉛筆選び、これ、非常に重要です。私はこちらのBLOG記事を思いっきり参考にさせてもらいました。

メーカー・商品によってこんなに発色や描き心地が違うものなのかと、かなーり驚きました。

美術を専攻とか専門で学ばない限り、色鉛筆のメーカー使い比べなんて普通やらないですよね。結局上記リンク記事でおススメしてある3セットとも購入しまして。

言うてどれも1セット1000円以下1500円以下で買えます(ステッドラーはちょっと高い)から、ここはケチるところではないでしょう。

近所の文具店や、イオン、ホームセンターにも足を運びましたが、今時は意外と色鉛筆の品揃えが少ないのですね。三菱しか置いてなかったのでステッドラーとトンボはネットでポチポチいたしました。

3セット使ってみた感想はこんな感じ↓

ステッドラーは色鮮やか!自分が子どもの時にこれ持ってたら嬉しくなるだろうなーって感じのハッキリとした発色。さすが(?)ドイツ製。そして芯が折れにくい加工がしてあるので紙に筆圧を強くすると若干の弾力性を感じられます。しかしそのためか、非常に削りにくい。鉛筆の芯の周りって通常、木でできていると思いますが、ステッドラーはその部分が木ではないため削りにくいのと、芯が強いので、広い面積を軽く塗り伸ばすのには適さない。これは時間制限があるなかで画面全部に着色を施さなければならない保育士試験においては及第点となります。

つまりポイント使い用の色鉛筆と言えそうです。

 

トンボ12色と三菱12色の違いはそこまではっきりわからなかったんですけど(逆に言うとステッドラー12色がそれだけ特徴的。)、一枚の絵を描き上げるのに45分しかないわけで、あまり何種類も試験に持ち込んでもどの色を使うか、3セット持ち込めば肌色だけで選択肢が3つになってしまう。

皆様各メーカーの色鉛筆セットを買って、そこから使わない色(例えば黒とか白)を抜いて、肌色を2本入れて…とカスタマイズするようですが、面倒くさくてそこまでやり切れずw

そこで塗り方の作戦としては細かい部分や強調したい部分は発色が鮮やかなステッドラーで、広い面積は塗り広げやすいトンボで攻めることに。

 

3.実際に書いてみた(再現絵)

そうして書き上げた造形試験の再現絵がこちら。

見てお分かりのように、画面全体を何かしらの色で塗りあげないといけないので、45分という時間制限が重要で、どのように時間を配分するかがポイントになります。

普通の人の絵を描く速度なら、鉛筆やシャープペンで下書きをして、後で消しゴムで消して…とやる時間は無いと思ってください。私は色として単体では目立ちにくい、しかし発色が濃いステッドラーの黄色で大まかな全体の下書きを行い、ステッドラー茶色で上からなぞってやりました。

黄色で多少ミスっても茶色で上から修正・補正が効きますし、出来上がった絵を見ていただいても黄色の下書きの主張はほぼ見当たらないですよね?

つまり下書きはほとんどの場合一発勝負になりがち。そこで大切なのが書き始める前に構図を決めてしまうこと

これは、慣れていないと結構難しいです。

 

4.造形試験の事前準備って?

造形試験に事前準備が必要と言われる所以の1つは物理的な道具の準備ですが、2つは構図の組成に脳を慣らす、という意味合いだと解釈しています。

これには過去問等の「お題」を見て、まずは頭の中で課題の場面設定、子どもたちの配置・動き、先生の配置・動き等の構図を組み立てる練習を繰り返すのが最も効果的です。

本番では問題用紙の余白に構図メモを取るのは有効な手段だと思います。

 

ここまで書いて来た基本的な事項は他の2分野含め成美堂さんの対策本一冊で網羅されているので、これ買って読んで、後の行動さえ怠らなければ全員合格できるんじゃないか?というさすがの充実ぶり。

造形は過去問題やお手本の絵も載ってるので参考にしやすいです。

色鉛筆での絵が課題なのに、書籍では印刷の都合上なのでしょうが、見本絵が思いっきり「PCで書きました~」絵なんですよね。。。それだといくら見本で示されても陰影の入れ方とかから根本的に違うしなぁ…というのが残念なところ。

5.超・事前準備

…とまぁ、この辺まではどのBLOGでも書いてるんじゃないかと予測できる、基本的に全員押さえたほうが良いと思われる内容なのですが。

以下は小手先のテクニックになってくるのですが

・登場人物を決めておく→もうね、主要な登場人物5人くらいは性別と名前と性格と着てる服も決めちゃう。キャラクターを決めておくんですね。服が決まっていれば服や髪を塗る時にいちいち何色で塗ろうと迷わなくていいのです。また性格が決まっていれば一枚絵の中にストーリーが生まれやすくなります。

この給食の絵も、給食が楽しみで仕方なさそうに、いただきますのソバからパンを嬉しそうに掲げる子や、嫌いな食べ物が出たのか嫌な顔をしている女の子、とそれぞれの感情から身体の表現が変わってくるわけです。

人間関係相関図的にA子とB助は仲が悪い、とかC美はD先生が大好き、とか決まっていれば、例えば外遊びをテーマに描くときでも自然と動きが見えてくると思います。要はパターン化しておくこと、です。

・構図やシーンを決める時に、自分に無理そうなものを省く→得てして描きたいシーンと描けるシーンは別である場合が多いということ。I want とI can の違いです。給食の絵って、食事のシーンではなく後片付けシーンを描いても良かったんです。でも給食の配膳台を描ける自信がなかったので、食事を食べるシーンに絞って描きました。構図を決める段階で切り捨てるもの、メインに据えるものをはっきりと分別しましょう。

・細かい部分にこだわりすぎない→これも時間のロスを無くすためのコツです。給食も具体的に描こうと思ったらもっともっと書き込みはできたはずです。しかしこの絵全体において、これ以上の具体的な描き込みが果たして必要かという思考と制限時間が常にせめぎ合ってきます。具体的なものをどこまで抽象化して描くのかも練習段階で身につけておくべき要素でしょう。

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