Ledger Nano S Plusはちょっとお高いし、1番お手頃なLedger Nano Sにしておくか~
と思って購入した、かわいそうなアナタ(カワジョ含む)
実はNano Sはもう公式では販売されていませんので実質、入手が不可能になっていることご存知でしょうか?
公式以外のメルカリやヤフオクでの購入は厳禁ですよ~
(なんで?と思った方はこの記事読んでおきましょう▼)
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初心者がLedger Nanoを3ヵ月使ってみて思ったこと
仮想通貨やNFTを初めて触ってみた
30代の女性(主婦)が
初心者が気を付けることをまとめました。続きを見る
Nano S使いの何がつらいかって、標準装備であるはずのNFT取り出し機能がうまく作動しないことです。
取り出しにはちょっとしたコツが必要です。
慣れないうちはこのコツを掴むのに苦労しますので手順をまとめておきます。
さっさと手順だけ知りたいかたはコチラからジャンプ
(Ledger Nano S Plus以上では発生しない問題なので、今から購入する方はLedger NANO S Plus以上を買うことを強くおススメします!)
Contents
Ledger Nano SからNFT取り出せない問題
LedgerにNFTを入れておくのは比較的かんたんです。
問題は取り出すときに起こります。
Ledger Nanoの操作アプリであるLedger LIVEを立ち上げて、
左端のメニュー一覧から「アカウント」を選択。
次に「Ethereum」をクリックしてください。
そうするとあなたが所有するNFT一覧がサムネ画像と共に表示されます。
(わたしのはスキャムばっかり入っていますw)
「他のコレクションを見る」でLedger内すべてのNFTを確認できます。
取り出したいNFTクリックすると右上に「送信」ボタンがあるので押すじゃないですか…
送付するウォレットアドレスを入力して、ガス代の確認画面も出て、
そうすると…
ガーンΣ(゚д゚lll)
取り出し失敗です…。なんと心臓に悪い画面でしょう。
これ、Ledger Nano Sでのみ遭遇する現象です。。。
Ledger Nano SからNFTを取り出す方法
まずは作業環境の準備です。
チェック!
1.操作するブラウザをchromeに切り替える
2.Ledger Liveを最新の状態までアップデートを済ませたうえで、アプリを閉じる。
わたしはブラウザをMicrosoft Edgeでやって何度も失敗しましたが、chromeに切り替えたらアッサリうまく行きました。
また、操作中にLedger Liveが立ち上がっているとうまく行きませんので、必ず閉じてください。
MetaMaskにLedger Nano Sを接続する
Ledger Nano Sをパソコンに繋いだ状態で、MetaMaskを開きます。
右上の円のアイコンをクリックすると「ハードウェアウォレットの接続」が出てくるので、
そこでLedgerを認識させます。
(このMetaMaskとLedgerの接続作業、ブラウザがMicrosoft Edgeだとうまく行きませんでした。chromeにしたら1発で成功)
MetaMaskとLedgerの接続に成功したら、このように「Ledger1」のウォレットが表示されます。
このLedger1のウォレットにした状態でOpenSeaに入ります。
すると…
Ledger Nano Sに入れているNFTが表示されました!
ここまで来ればもう作業の8割は終わりです。
OpenSeaのTransfer機能を使って送付したいウォレットのアドレスを入力します。
すると、署名の要求時にLedgerデバイスの操作指示が出ます。
要チェック!
Ledgerデバイスの「ブラインド署名(Blind signing)」を有効(Enabled)に変更します。
分からない方は動画の動きを参照してください。
ボタン2つ同時押しでブラインド署名の有効(Enabled)と無効(Disabled)を変更します。
最後にLedgerデバイスで最終の確認をしたらNFTの転送が始まります!
お疲れさまでした!これですべての手順が終了です。
Ledgerデバイスのアップデート作業がうまく進まない方のための記事です。
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