人口が集中しているところ、それすなわち事故物件が多くなる確率が高いところ。
東京なら歌舞伎町は犬も歩けば事故物件に当たるレベルで密集しており、
好んで住もうとするのはよっぽどの事情があるか、心理的瑕疵を全く気にしない人でしょう。
大島てるの事故物件マップの解釈の仕方については以前の記事にまとめました、あわせてどうぞ。
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【大島てる地図】やばい物件の探し方教えます【事故物件マップ】
事故物件検索サイト「大島てる」をご存知でしょうか?
このサイトを運営されている大島学さんは
実は東大出身のキレッキレの方だったりします…続きを見る
今回は大阪エリアの特集です。
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Contents
【その1】男性どうし痴情のもつれ?
1件目は浪速区日本橋です。いわゆる東京でいう秋葉原みたいなエリア。
キレイめのマンションで起こった殺人事件です。当時ニュースにもなったそう。
被害者は部屋で刺され、廊下で倒れて運ばれ、病院で亡くなりました。
ここで1つ問題が浮上するのにお気づきでしょうか?
そう、部屋で「刺され」はしたものの「亡くなった」ワケではないので心理瑕疵物件としての告知がなされずに
今もその事件が起こった部屋に暮らしている人がいるかもしれない、という点。
当然、大家さんや不動産会社からしたら部屋で亡くなったワケではないのでわざわざ「ここは事故物件です」と告げる必要がないという主張ですね。
事故物件となると家賃を他の部屋よりも下げて入居者を募集するケースが多いので、事故物件が発生してしまった時点で大家さんには痛手なワケです。
しかもこの事件、男性どうしの痴情のもつれではないか?と言われています。
というのも、当時41歳だった加害者と47歳だった被害者は養子縁組を組んでおり、苗字は同じ。
一緒に暮らしていました。
これ、いわゆる同性愛の界隈ではよくある手口だそうなのですが、
日本では同性婚は今のところ一部でしか認められていないため戸籍上の関係をつなぐために「養子にする」というもの。
大島てるのマップでは建物名、部屋番号までしっかり記載されています。
この物件の名前を検索してみると普通に賃貸情報が出てきます。
賃貸情報に部屋番号までは出ていませんが、該当する〇〇階の部屋も空き室があり入居者募集中の様子。(2022年7月13日現在)
しかし家賃はいたって通常の価格…。
何とも微妙で後味の悪いケースです。個人的には住みたくないです。
【その2】現場は共用スペースに変身
続いては大正区です。
5年ほど前の話のようですが、こちらもアパートで起こった殺人事件です。
被害者は70代の男性で犯人はすでに逮捕されており、同じアパートに住む当時30代の男性だったそう。
かなり現場の状態が凄惨だったようで、事件があった部屋は今は共用スペースになっているそう。
共用スペースにしたということは特定の個人に部屋として貸すわけではないので、おそらく告知はされないでしょう。
大家さんも苦肉の策なのだろうということが伝わってきますが
何も知らずに共用スペース使う側の身にはなりたくないですね…。
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【その3】2021年ニュースになった事件、1日で2部屋が事故物件に…
最後は大東市で2021年5月に起こった事件により発生した比較的新しい事故物件です。
全国ニュースになったのでご存知の方も多いはず。
わたしもこのニュース(サイトに飛びます)は当時、耳にした記憶があります。
マンションの1室で女子大生が殺され、その犯人が真下に住んでいた男性(当時48歳)で
女子大生を殺した後、自室に戻りそこで焼身自殺したそう。
マンションの上下なので騒音等によるご近所トラブルか?と思われたが、
犯人と思われる男性の隣室の男性は、夜中に大きな音も立てていないのに壁をドンドン叩かれ恐怖を感じ、
事件直前に引越しをしていたそう。
おそらく何も悪いことをしていないのに殺されてしまった女子大生も報われないが、
この物件の大家さんはこの事件によって、いっぺんに2部屋の事故物件を抱えてしまったのだから
こちらはひたすら気の毒です。
大島てるサイト管理人の選定眼
大阪は梅田の駅前なんかをみれば1つのマンションで複数の炎が確認できる物件はすぐ目につきます。
ただサイト管理人の大島学さんがピックアップするのは、霊障がヤバい物件!とか呪われた物件!なんかではなく、
あくまで現実的で経済的な問題に直面した事故物件が多いんです。
今回ご紹介している3つの物件も大島てるで物件情報をみると、どれも詳細に経緯や当時の状況が記述されたコメントが残されています。
これから引越しなどで新居を探す方々に、通常では埋もれてしまうような物件にまつわる過去の貴重な情報を渡してくれる重要な役割を果たしています。
今回参考にさせていただいた動画がコチラ