【エルフェンリート】ストレンジャー・シングス作者が崇拝する日本アニメ【佐久間宣行】

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まさかエルフェンリートが再び注目されるときが来るとは…

エロ、グロ、トラウマなアニメとして（？）名高いエルフェンリートですが、まごうこと無き名作です。

20年の時を経て、ストレンジャー・シングスのダファー兄弟が確信をあたえてくれました！

最初から最後まで"人気がなかった"エルフェンリート

エルフェンリートの作者・岡本倫さんの最近の作品では「パラレルパラダイス」というエロ漫画が週刊ヤングマガジンで連載中です。

岡本倫さんは週刊連載でマンガを20年書き続けているプロの漫画家ですが

デビュー作だった「エルフェンリート」連載中は本当に人気がなくて絶望しながら書いていたそう。

エルフェンリートの連載開始から今日でちょうど20年だそうです。何度か書いてますがエルフェンリートは最初から最後まで本当に人気がなかったので、もう漫画家は諦めないとダメだなと絶望して深夜にフラフラ自転車で徘徊していたころのぼくに、意外と20年後も週刊連載やってるよと教えてあげたい。

— 岡本倫 (@okamotolynn) June 6, 2022

今となってはちょっと信じられない話。

わたしはエルフェンリートはアニメから入ったクチです。

ピンクの長い髪の女の子が全裸で戦い、ときには首がもげる衝撃的な（そして乳首がみえる貴重なｗ）アニメでした。

OPテーマのラテン語の曲「LILIUM」（リリウム：意味ユリ、特に白百合）で思い出す人も多いのでは？

エルフェンリートのアニメは海外での人気が特に高く、このOPはラテン語で聖書からの引用も多かったことからアニメソングの枠を超えて広がり讃美歌として歌われるようになったそう。

本編の内容は今のテレビではもう放送することは厳しいでしょうが本質は「差別と救い」。

Wikipediaで詳しい内容に触れることができます。（Wikiの解説の詳細さがコアなファンの存在を物語っています。）

ストレンジャー・シングスの制作ダファー兄弟の推しアニメ

20年前の作品であるエルフェンリートがいま再び話題となっている理由は

Netflixで大人気、独占配信されている「ストレンジャー・シングス 未知の世界」（現在シーズン４Vol.2配信中）の制作総指揮・監督・脚本を務めたダファー兄弟が

日本でのインタビューでその名前を挙げたからです！

https://t.co/zIdOaPTXF0#ストレンジャーシングス4 pic.twitter.com/fnshIPixtH

— 佐久間宣行 (@nobrock) June 16, 2022

このお2人がダファー兄弟。

インタビューのなかではエルフェンリートのほかにも

「リング」「千と千尋の神隠し」「DAETH NOTE」「鋼の錬金術師」「AKIRA」などの作品名を挙げています。

カワハギ系女子

エルフェンリートについては【暴力的なE.T.みたい】な話だと思ったそう…ｗ

デスノが好きな方は、岡田斗司夫さんがデスノのストーリーをもとに創作した「ラブスマホ」あわせてどうぞ！

（このアイディアの作り方は目からウロコが落ちます、マジで。必読。）

これら日本の作品の中でストレンジャー・シングスはとりわけエルフェンリートの影響を受けているそう。

インタビュー記事はこちらから。

インタビュアーの佐久間宣行って何者なの？

ダファー兄弟との対談インタビューを行ったのが佐久間宣行さんというテレビプロデューサーの方。

海外の有名人へのインタビューって普通、タレントやアナウンサーがやるものでは？！

このおじさんは誰！？と思った方も多いかもしれません。

佐久間宣行さんは「ゴッドタン」や「ウレロ☆シリーズ」「あちこちオードリー」などのTV番組を手掛けるプロデューサーです。

あちこちオードリーやオードリーのANNラジオでは主に若林さんから、たびたび名前が出てきます。

実は2019年4月からは佐久間宣行さんご本人がラジオパーソナリティーとしてANNゼロに出演していたりします（現在も放送中）

ますます何者？？？って感じですよね(笑)

約20年間、勤めたテレビ東京を円満退社

佐久間さんは1999年にテレビ東京に入社してからずっとテレビ畑を歩いている方ですが、やり方はどちらかというとアウトロー（怒られるｗ）

実はビジネス本も出版していて、そこで語っている仕事の攻略法が実にユニーク。

とな。

カワハギ系女子

KPIというのはKey Performance Indicatorの略でビジネスで目標とする数値です。

数値の内容や難度は業界や職種によって変わります。

自身の制作する番組の勝負するシーンを正確に認識・設定し、視聴率にとらわれない新たな目標数値を自ら上司に提案する…

敷かれているレールの上を正しく歩こうとするようなサラリーマンにはなかなかできない離れ業です。

そのままテレビ東京に在籍中にオールナイトニッポン０のパーソナリティに就任！

現役のテレビ局員がパーソナリティを担当するのは史上初だったそう。（そりゃそうだｗ）

しかも、テレビ東京とニッポン放送って系列でもないですからね。そういう意味でも大抜擢なワケです。

そして2021年3月末にテレビ東京を円満退社してフリーとなるわけですが、円満退社ですから

担当番組である「ゴッドタン」「あちこちオードリー」「考えすぎちゃん」はすべてプロデュース・演出を継続しているという平和っぷり。

今どき円満退社ってなかなか珍しいですよね。

おわりに

こんな経歴の佐久間さんだからこそ、上手にインタビューしてくれてダファー兄弟からエルフェンリートを引き出してくれたのです。

インタビューは聞き手の腕前によって引き出せる情報量に天と地ほどの差が生まれます。

余談ですが、佐久間さんが某NHKのプロデューサーから言われた話で

辞めようとした若手の子に佐久間さんの著書を読ませたらとりあえず辞めずにテレビ局を続けてるそう。

TV業界だけでなく広くビジネスマンに刺さる一冊と言えるでしょう。

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