セキュリティデバイスの電池が切れてしまってHSBCのオンラインバンキングに
ログインできなくなったそこのアナタ。
英会話も得意ではないので香港に直接電話するのも厳しいですよね。
口座を開設した時のように直接、香港現地の窓口まで行くしかないのか?
そんなことはありません。
わたしは上記と全く同じ状況で日本に居ながら現地窓口に電話することもなく
HSBCオンラインバンキングに再度ログインすることができました。
Contents
オンラインバンキングを解約して再登録する
最初に結論を書いておきます。
セキュリティデバイスなしで再度ログインする方法は
「1度オンラインバンキングを解約して、再度オンラインバンキングを登録する」です。
こう言われても全くピンと来ないと思います。
下記の記事に具体的な方法をまとめています。
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【HSBC】英語の電話はできない!オンラインバンキング解約の方法【最終手段】
HSBCのセキュリティデバイスが電池切れしてしまって
ネットバンキングのログインが制限されてしまった方、
さらに英語での電話はできない!という方に国際郵便を使って
再度ログインするための方法を解説。続きを見る
誰もが思いつく、セキュリティデバイスの分解について
そもそもセキュリティデバイスの電池切れという現象が原因ですので
何とかセキュリティデバイスを分解して電池を入れ替えることは出来ないか?
最初は実力行使しようと思い調べてみましたが、成功している人はいませんでした。
そもそもセキュリティデバイス自体が電池を入れ替えて使う仕様になっていないので
分解した段階で使えなくなっている人がほとんどでした。
仮に分解に成功しても電池の入れ替えは〇秒以内にやらないと多分アウトなどの情報も入って来て、
ますます自分には出来そうにないと確信。
稀に分解して電池を入れ替えることに成功している猛者もいましたが、
無理矢理入れ替えた電池で再生したセキュリティデバイスで生成したセキュリティコードを
実際にログインに使うことは危険かもしれない、ということでした。
モバイルバンキングの登録とアクティベート
セキュリティデバイスで生成するセキュリティキー(セキュリティデバイスにランダムで表示される6桁の数字)は順次
モバイルセキュリティキーに置き換えるよう、
HSBCからは何度も通告が来ていたことと思います。
要は物理的なセキュリティデバイスを廃止して
HSBCスマホアプリからのオンラインバンキングに移行させる全体の流れです。
HSBCのアプリを検索すると何個も出てきて分かりにくいのですが
画像の左と同じアプリ(HSBC HK)をダウンロードしてください。
アプリがインストールされると、
今までオンラインバンキングで使っていたのと同じ情報の入力(usernameやpasswordなど)が求められるので
順に入力していきます。(この辺りは色々な方が解説されていますので詳しくはそちらを参照してください。)
ここでセキュリティデバイスで生成したセキュリティキー(6桁の数字)の入力が出来ない場合は
オンラインバンキングで使用できる機能が制限されてしまいます。
結構やばいです^^;
この機能の制限を解除するのが「アクティベート」です。
つまりセキュリティデバイスの電池が切れて物理的にセキュリティキーが生成できない状態だと
オンラインバンキングのほとんどの機能が使用できないです。
アプリではこの画面が表示されてしまい、これ以上先に進めません。
なぜ電池が切れるまで放置したのか?
実はわたしはセキュリティデバイスの電池が切れてしまう前に
HSBCアプリのインストールまで済ませていました。
セキュリティデバイスでセキュリティキーを生成して入力してアクティベーションしようとすると
モバイルセキュリティキーパスワードの設定を求められます。
このモバイルセキュリティキーパスワードは
今までオンラインバンキングで設定していたパスワードとはまた別で
アプリからオンラインバンキングを行おうとする際に毎回必要になるものです。
自宅の玄関の鍵みたいなものなのでパスワード設定の際にかなり強度が求められます。
パスワード設定の要件です。
モバイルセキュリティキーのパスワードは、次の基準を満たす必要があります
●6~9文字以内である
●文字と数字が含まれている
●2つ以上の等しく連続した文字を含めることはできません
●連続したキーボード文字を含めることは出来ません 例)qwer
これに該当しないように何度もパスワード設定を試みましたが、
全てはじかれてしまい挫折。
折を見てやり直そうと思って数か月放置していた間に電池が切れてしまったのでした。。。(おバカ)
ですので、皆さまにおススメしたいことは
モバイルセキュリティキーパスワード設定の際には
別途パスワード生成ツール等を使用して全く関連の無い文字列を用意するということです。
英語力に自信がないだけなら…
ぶっちゃけ、ここまで英会話力に自信が無いって人も稀なんじゃないかと正直、思っています。
わたしは英語勉強していた現役の学生時代のTOEICで400点台をはじき出したという
負の実績の持ち主なので初めから「現地に電話する」という選択肢を除外しましたが
少し練習すれば電話口で解決する方も多いのでは?とも思います。(その方が楽だしね)
こんなふうに実際のカスタマーサポートとの会話を記録してくれているサイトもありますから
参考にしながら電話してみるのも一つの手段です。
口座の登録を抹消されたりするわけではないですし
ただ、カスタマーセンターの電話口で対応してくれるスタッフは
広東語なまりの英語を話すので聞き取りづらい、というのもよく聞く話です。
普段、英語を使う機会がない方は英会話スクールの無料レッスン 等で軽くウォーミングアップして、自分の英語レベルを確認してから現地に電話するか決めても遅くないです。
オンライン英会話のイングリッシュベル なら無料で2回まで24時間いつでも体験レッスンを受けることが可能です。
講師陣も全員フィリピン人なので(HSBC香港のオペレータ同様)英語が母国語じゃない人の英語に触れるには持ってこいの機会かと。
香港HSBC現地への電話を代行してくれる個人や業者もいますが手続きのために個人情報を業者に渡す必要がありますし、
代行手数料も決して安くはないので個人的にはおススメしません。。。
わたしが血迷って代行業者に見積もり依頼したらHKドルで3万円以上の請求でした。
まとめ
この記事の目的はHSBCオンラインバンキングにログインできない理由が
セキュリティデバイスの物理的な喪失(電池切れ、無くした…等々)であることを確認するものです。
長期間取引を行わなかった為に口座が凍結されている方の場合は残念ながら、また異なる対応が必要です。
この記事を読んだらできるだけ早く動くのが良いですよ!
意気込んで口座開設したは良いものの、
セキュリティデバイスの電池が切れてしまって、日々の管理も面倒くさいし、電話で英語話す自信もないし、
これを機に口座自体解約してしまおうか…という考えが頭をよぎった方は
オンラインバンキングを一度解約して再登録する方法を試してみてからでも
決して遅くはないです!
具体的なオンラインバンキング再申請の方法をまとめた記事はこちらからどうぞ。
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