数年前に左耳に突発性難聴を発症して
その後、突発性難聴は回復したものの、その時から左耳の聞こえがイマイチに。
今まで普通のAppleのインナーイヤー型・有線のイヤホン
(こういうの↓)
使っていたのを、骨伝導イヤホンのAftershockzに変えてみてどうだったか共有します。
骨伝導イヤホンの王様Aftershockzを購入
突発性難聴から回復後に感じるようになった耳管の違和感で
インナーイヤホンが使えなくなり困っていました。
インナーイヤー型だとどうしても耳にこもるような違和感が強くて長く着けていられなかったので
耳の穴にイヤホンを突っ込む必要のない骨伝導イヤホンを購入しました。
AftershockzのAeropexというモデルで防水とBluethooth付き。
ランニングや散歩の時に最適です。
わたしは長いと1~2時間くらい散歩する際に
Voicyという音声コンテンツを聞いたり、
AmazonのAudibleという音声で本を読み上げてくれるサービスを利用するので
オーディオ・アクセサリーが手放せません。
骨伝導であるメリットとデメリット
骨伝導イヤホンは耳の穴にイヤホンを入れずに音を聞くという仕組み。
不思議ですよね~。
音を聞くのに鼓膜って関係ないのだということに
わたしも最初 驚きました。
こめかみに振動部分を当てることできちんと音が聞こえます。
(詳しく仕組みが知りたい方は補聴器の専門家が書かれている、こちら↓の記事を読んで見てください)
その代わり外界で大きい音がすればそれも普通に聞こえてくるので
ランニング中に装着していても自動車や人の声などを遮ることがなく、
音が聞こえないことにより起こりがちな事故を未然に防ぐことにつながります。
これは骨伝導イヤホンの大きなメリットと言えるでしょう。
反面、頻繁にクラクションが鳴っていたり、自動車の走行音などが大きい幹線道路などでは
外界の音が大きすぎて骨伝導イヤホンからの音声がかき消されてしまうことが多いのがデメリットです。
その特性が発揮されやすいです。
頭痛やこめかみ痛の原因は骨伝導!?
この「周囲の音が大きいとコンテンツの音声が聞こえにくい」という理由で
ランニングの際は骨伝導イヤホンの音量を大きめに設定することが多かったのですが、
そうすると今度はこめかみがが痛くなったり頭痛を感じることに気づきました。
骨伝導イヤホンは振動で音を伝えるので、
音量を大きくすればするほど振動も強く大きくなります。
また長時間音声コンテンツを聞くと耳の神経を酷使する(この点はインナーイヤホンも同じ)ことが
頭痛の原因だったようです。
実際にしばらく使用を中断すると頭痛が無くなったので
強い振動を長時間こめかみに当てる骨伝導イヤホンが頭痛の原因と考えるのが本筋です。
耳管開放症と骨伝導イヤホン
私の場合は突発性難聴の後、
耳管が解放気味になっていたことが
インナーイヤホンを耳穴に入れた際の違和感の原因だったことが判明。
自分の声や呼吸音が耳に響いて感じたり、
耳がこもった様に感じたり(エレベーターや飛行機に乗った時になるやつ)と
地味に不快な症状が続きます。
決定的な治療法がないのも患者を落胆させます。
そのため骨伝導イヤホンで耳の不快感が軽減されました。
(ただし耳管開放症の症状が強く出ている時は骨伝導イヤホンの装着すら難しいと思われます。)
その代わり長時間・大音量での使用はしないよう心がけています。
これはどんなイヤホンでも大切なことですね。
おわりに
野外で運動をする時に使用したいということであれば
骨伝導イヤホンはとてもおススメできますが
耳のトラブルが解決できる可能性は低めです。
どんなイヤホンも使い方が大切。
骨伝導それ自体は非常に面白い仕組みだと思うので
今後イヤホンだけでなく
いろいろなアクセサリーに応用されていく技術だろうと思います。