仕事と婚活ばっかりやっていたら気が狂いますので温泉につかりに来ました。
水俣ってどこ?
絶対学校の授業で習う地名だから知らない人っていないと思うんだけど、
実際に行ったことあるよって人は少ないんじゃないかと思う。
熊本県の出身者でも行ったこと無かったりする場所、それが水俣。
何しろ県南も県南、鹿児島との境目だからね。
最近「国道3号線」って本が出て改めてこの地に思いを馳せた方も多いのでは?
ちなみにカワ女はまだ読んでない(笑)
これと石牟礼道子さんの苦海浄土はセットだとか聞いてKindleで買ったけどまだ9%しか読んでない(笑)
いつか読もうと思っている本があるのは幸せなことです(言い訳)
Tojiyaさんは湯の鶴にある
今回宿を取ったTojiyaさんは水俣市街地からさらに山手へ7kmほど進んだところにあり、
車が必須と言って差し支えない。
水俣で温泉で第一に上がってくるのが湯の児温泉っていう海側の温泉で、
山側の湯の鶴は市街地から距離があるのも手伝って俗世から切り離されている感が半端ない。
宿の目の前が川!
この宿の眼前を頭石川が流れており玄関前の橋からの眺めはこんな感じ。
この宿で過ごすあいだずっと川の音とともに過ごす感じ。
部屋にテレビも無ければ、持参したポケットWi-Fiもめでたく圏外なので強制隔離、可能です(笑)
(施設のWi-Fiはありますので、フロント前のオープンスペースで電波は享受することができます。お部屋にも飛んでるけど、繋がりにくいのでオープンスペース推奨)
オープンスペースでカワ女が長い時間、虚無顔でボーっとしてるのを宿主が適度な距離感で見守ってくれます(笑)
優しいお湯ざわり
Tojiyaさんでは日帰り入浴も可能ですが、宿泊者は24時間源泉かけ流しの温泉に入り放題。
なんという贅沢、ブルジョワジーか。
泉質はアルカリ性単純温泉で無色透明優しいお湯ざわり。
何時間でも浸かっていられそうな優しい温泉。
お風呂場のアメニティは石鹸のみ。
ゲストハウスなので必要最低限の備え付け品のみで質朴剛健なのもいい感じ。
半地下にある大浴場は木の造りがとっても素敵。
夜はTojiyaさんの屋台でご飯
ここに来たなら夜ご飯はTojiyaさんが営業してくれる屋台ご飯を食べてようやく、
宿の魅力を十二分に感じられるんじゃないかと。
宿の方が手際よく作ってくれる屋台料理がやたらと美味しいんだこれが。
なんかヤバい薬でも入ってんじゃないのかってくらい美味しい(入ってない)
カワ女は「サラ玉バターポン酢」が好きで毎回食べてる。
おでんも味染み込みまくり。
いつか全メニュー制覇したいというのがカワ女の密かなる野望。
気が付いたらスッキリする
「○○の観光地行ったら、この店行きたい!」
とか
「ここに来たからには○○をせねば!」
みたいなエネルギッシュな旅もいいけど、
プラッと来て無為に過ごして帰る時に何となくスッキリしている。
そういう場もなかなか貴重です。
そういう「なかなか貴重」がTojiyaさんにはあるんやろなと個人的に思っております。