吹奏楽

第57回 福岡県吹奏楽祭(2018年6月2日)備忘録

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2018-06-20

最終更新:2018-07-01

はぁー。いつぶりの更新でしょうか、ちょっと放置が過ぎますね。大変に申し訳ない。しかしこのままここを空っぽのがらんどうにしておくつもりはありませんよ。色々と今は機が熟すのを静かに待っているひと時でもあります。まだしばらくは飛び石更新が続くやもしれませんが、生暖かく見守ってください。

可能な中で更新していくつもりですから、たまに覗いてもらうかカワ女twitter(@kyzyo3)フォローで更新情報の確認をお願いいたします。

どうでもよいカワ女情報はここまでにして、年に一度の吹奏楽の祭典に行ってまいりましたので、聞けた団体だけになりますが雑感レポートしていきますね!

サンパレスで吹奏楽聞けるのも残りわずか、大切な日々をめでるように行ってきました。

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プログラムNo 前年実績 団体 人数 指揮者 作曲・編曲
26 県大会 銀賞 福岡市下山門中学校 45名 樋口剛一 ミュージカル「ミス・サイゴン」

作曲:C.M.シェーンベルグ

編曲:宍倉 晃

27

- 宇美町立宇美中学校 40名 前田竜 三日月の彼方 作曲:高橋 宏樹

28

- 福岡市立多々良中央中学校 39名 尾山豊 海兵隊

作曲:J.M.フルトン

編曲:小島 里美

          白墨の輪のオマージュ~グルシェの愛~ 作曲:福島 弘和
29 - 宗像市立自由ヶ丘中学校 24名 前田峰子 交響詩「森の詩」 作曲:広瀬 勇人
30 - 糸島市立志摩中学校 18名 河野洋子 西遊記~天竺への道(小編成版)

作曲:広瀬 勇人

31 全国大会 金賞 精華女子高等学校 151名 櫻内教昭 チェリオ・マーチ

作曲:E.F.ゴールドマン

編曲:J.ウィンソン

          イングランド・マジェスティ 作曲:樽屋 雅徳
32 県大会 銀賞 福岡市城南中学校 77名 小寺聡 ふるさと

作曲:岡野 貞一

編曲:後藤 洋

          復興 作曲:保科 洋
33 - 九州大学吹奏楽団 66名 三好直英 アルメニアン・ダンス パートⅠ 作曲:A.リード

34

全国大会 銀賞 福岡市立姪浜中学校 66名 宮本昇 パラフレーズ・パァ「スタティック・エ・エクスタティック」アヴェック・アン・プロローグ・エ・レピローグ 作曲:天野 正道
          花は咲く

作曲:菅野よう子

編曲:加羽沢 美濃

35 福岡支部大会 金賞 福岡第一高等学校 55名 山﨑毅 優しい花たちへ 作曲:高  昌帥
36 福岡支部大会 金賞 福岡県立福岡中央高等学校 53名 梁井浩 復興 作曲;保科 洋
37 福岡支部大会 金賞 福岡県立福岡高等学校 53名 新田健太郎 青い水平線 作曲:F.チェザリーニ

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26.福岡市下山門中学校:すっげーピッチ気になる。。色々と粗削りだけど、まだ6月だしこんなもん?Tuttieが潰れちゃっていました。ラストフィナーレのTpは死んでたなぁ。体力づくり、課題かもしれませんね。

 

27.宇美町立宇美中学校:大部分でピッチが気になる。いや、ピッチの問題ではなく、音が揺れちゃっているのか??曲の世界観が観えたし、よく歌えていて中学生らしい演奏。決める部分も決まっていて好感持つも、何度も出てくる主題のテーマでことごとくピッチが気になる。ピッチ合わないのはマズい。

 

28.福岡市立多々良中央中学校:「海兵隊」の演目は本日だけで複数の団体が演奏してまして、ちょうどよい長さとテンポ・明るさを持った曲だなぁと。白墨の輪のオマージュはきれいな曲で、安心して聞けた。きれいな音作りをしているバンドだからこそ、Tuttieでもっと鳴らしてほしい。

 

29.宗像市立自由ヶ丘中学校:聴いている限りだと、このままコンクール出れば典型的地区大会銅の演奏。音の出だしの練習をお願いします。Per.は上手だった。

 

30.糸島市志摩中学校:本日の白眉。全18名という少人数(管楽器11名、打楽器7名)でも各人がしっかり吹いていてビックリ。とても18名の演奏には聴こえない。基本的な部分は仕上がっており、強奏でも少人数ならではの一体感で魅せてくれた。コンクールに出てくるのかは?だが福岡小編成の雄・宇美南と対をなせるか?

 

31.精華女子高等学校:全151名。前出の志摩中学校が18名だったのもあり、ステージに全員が立ったときの圧迫感と言ったらひどい(笑)もはや宗教(笑)ステージ準備の段階でゴタゴタしてたwしかしこの学校出てくるだけでお祭り感が一気に出るね。そしてマイクをもってしゃべり始める櫻内先生(笑)、もはや定演状態。チェリオ・マーチは新入生も含め全員でステージに上がり、2曲目のイングランド樽屋曲で1年退場、座り演奏にシフトの流れは去年と同じでしたね。立ち演奏でのベルアップとかはマーチで鍛えぬいているさすがの一体感。一糸乱れぬとはまさにこのこと。人間ってどこまで音が出せるんだろう?て思わされたw鍛え方が違うね。今年も超高校級の演奏は変わらず。九州は堅いね。コンクールで何の曲出してきてくれるか楽しみ。

 

32.福岡市立城南中学校:基本的な音作りは大方こなしており、今年も県出場は行きそうな印象。今一歩突き抜けるにはもうワンステップ必要か。去年のイーストコーストも惜しかったもんなぁ。。

 

33.九州大学吹奏楽団:ほぼお手本CDから抜け出してきたようなソツのなさ。知り過ぎている名曲だけにハードル高いけど文句ないわ。コンクールではもっと難しい曲を聞きたいところ。

 

34.福岡市姪浜中学校:舌を噛みそうなこの曲名は何ですか、天野正道先生。場内アナウンスの人、事前に相当練習したはず、噛まずにスラスラ読み上げてました(笑)フランス語か?ってくらいしか一般ピープルにはわかりませんが。Paraphrase par 《Statique et Extatique》 avec un prologue et l'epilogue 訳すなら「『静的と恍惚』による、序章と終章のあるパラフレーズ」って感じらしいですがいずれにしてもようわからん。どうやら去年5月に発売されたばかりの新譜らしい。すでに演奏している団体も。

 

 

演奏聞いての感想は、やはり段違いにうまい。難しいこの曲を歌いこんで自分たちのモノにしている。今年のコンクールは間違いなくこの曲で来るだろう。欲を言えばTuttieにもっと厚みが欲しい。埋め込み聞いてもらえばわかるように上品系の曲なので精華のようにギャンギャン盛り上げて鳴らしてクライマックス掻っ攫いに行くようなスタイルでもないし、予定調和にコンクール向けにアレンジされた「さぁ、ここで鳴らしてください」ってTuttieかます感じでもないですが、それでもやっぱり盛り上げどころははっきりしている曲なので、どうぞ金管・重低音頑張れ!

 

35.福岡第一高等学校:Tuttieが大人し過ぎる印象。ステージから抜けて客席、観客に迫ってくるような気迫や迫力がない。そういう音楽性じゃないのかもしれないが、精華と同じ高校生とは思えないエネルギーの差がある。

 

36.福岡県立福岡中央高等学校:いい感じ。割れ気味のTb.も曲には合っている。こちらを聞いちゃうと、城南中の同じ「復興」はまだ曲として出来上がってないと思わされるね。

 

37.福岡県立福岡高等学校:青い水平線をやるなら私は小平中が昔にコンクールでやったカットが好きやねー。メインテーマはもっと歌ってほしいし、聞かせたいパッセージが埋もれている部分があるのでその辺うまく交通整理してほしい。

 

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以上、ざっくりとですがカワ女が聞いてきた団体の覚え書きでした。

自由曲もいいけど、それよりまずは課題曲で減点の無いよう皆様頑張ってください。自由曲はめちゃくちゃ完成度高いのに課題曲で涙をのんだ学校が、昨年は中学の部も高校の部もあったと記憶しています。

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