最初に結論を言いますね。
ハードウェアウォレットを用意しました。
それだけです。
ハードウェアウォレットというのは
これ。
現物を手で触れること、それがハードウェアウォレットです。
仮想通貨を購入する時に一番大切なこと、それは盗まれないことです。
分かりやすく解説していきますね。
Contents
NFTってなぁに?
Twitterのアイコンとかでこういうドット絵の人をみかけることが増えたと思います。
先日に「高額なNFT」を買ってから、なんというか「お金に対する価値観」が少し変化しました。
— Manabu (@manabubannai) October 2, 2021
僕のプロフィール画像は約4,000万円ですが、謎ですよね。とはいえ、お金の価値って、こんなもんですよね。共同幻想。貯め込んでも意味ないし、増やし続けるのも不毛。適度に動かしつつ、経験に投資します😌
これは最も古いと言われているNFTの1種です(クリプトパンクスというプロジェクト)
NFTとはNon-Fungible-Tokenの略で直訳で非代替性トークンという意味です。
「代えの利かない」というところがミソ。
これと対を成すのがFT(Fungible-Token)です。
こちらは代替性トークンで「代えが利く」。
つまりFTはBitcoinやイーサリアムなどに代表される仮想通貨を指しています。
「通貨」ですので通貨同士の交換や商品を購入したりする際に使用できます。
NFT(主に絵や音楽のデータ作品)はそういうワケにはいきません。
ブロックチェーンはモナリザ?
例えば、モナリザの絵で考えると本物はパリのルーブル美術館にあることを誰もが知っています。
どんなに精密に作られた贋作でも偽物には本物と同じ価値はありません。
NFTも同様に”本物である唯一のデータ”に対して一定の金額を支払って所有することができます。
しかし画像データですのでネットで検索すれば簡単に出てくるし、コピーしたり加工したりすることも簡単に出来てしまいます。
ネット上にどれだけコピー画像が出回っていても、
唯一の本物であるデータを持っていることが証明できなければいけません。
それがブロックチェーンによって記録されているのです。
取引の履歴がすべて記録されており、いつでも・世界中の誰もが見ることができる。
だから本物と証明することができます。
仕組みが分かっていなくても使える
イマイチよく分かりませんか?
ブロックチェーンの仕組みをゼロから完全に理解しようと思ったらプログラミングの勉強から始めなければいけません。
でも、NFTを買って安全に保有するだけのつもりなら、そこまでやる必要はないです。
仕組みを完全に理解していなくても使用しているものって実は日常に結構たくさんあります。
スマホだってそうですよね。
ネット回線につなげば色々な情報を取得できますが、
ネット接続の詳細な知識を持ったうえで使いこなしている人は少数のはずです。
仮想通貨やブロックチェーンの仕組みも、すべてを理解する必要はありませんが、
押さえておかなければならない考え方やポイントが存在します。
毎日のように発生する詐欺や盗難
特にNFTは骨董品や美術品への投資と通ずる部分が多いです。
そう、高価なものは盗まれやすい。
盗難や詐欺案件がはびこっているのもこの界隈の特徴です。
なかには3億円分のNFTが盗難にあったという事例も。
銀行から現金で3億円盗み出したり、誰かから3億円を奪い取ることは現代の日本では至難の業ですが、
NFT界では実際に起こった話なのです。
というより、金額の大小はあれど毎日のように盗難被害が発生しているのが現状です。
ただ、これらの盗難はあらかじめ知識を備え、しかるべきセキュリティ対策を行って防ぐことが可能です。
ホットウォレットとコールドウォレット
ネットでググるとNFTの買い方や仮想通貨の取引所(コインチェックやGMOBitcoin等)の口座開設方法について書かれた記事が多いです。
報酬が高めのアフィリエイト案件がそこに集中しているからというのも理由の1つでしょう。
そこにはたいてい
「仮想通貨取引所で口座を開設して、イーサを買い、
それをメタマスクに送金してOpenSeaでNFTを購入する」
と書かれています。これは半分正解で、半分間違い。
間違いというより、これだけだとせっかく購入したNFTが盗まれやすい状態です。
イーサがお金だとして、これを入れて保管しておくものをウォレットと呼びます。
このウォレットには2つの種類があります。
- オンライン上でお金を保管するタイプ(これをホットウォレットと呼ぶ)
- オフラインでお金を保管するタイプ(コールドウォレットと呼ぶ)
オンラインでお金を保管するホットウォレットは持ち運びやすくお金の出し入れも比較的容易に行うことができます。
イメージで言うと持ち運び用の財布です。
一方、オフラインでお金を保管するコールドウォレットは銀行口座のようなイメージです。
お金の管理が強固で出し入れにも手間がかかりますよね。
どちらが盗難に遭いやすいかは一目瞭然。ホットウォレットです。
メタマスクってなに?
NFT購入の際にメタマスクというキーワードが必ず出てきますがこれはホットウォレットです。
メタマスクには仮想通貨やNFTを保管することもできます。
しかしメタマスクの本来の使用目的は「イーサリアム系仮想通貨の交換所」です。
持ち運び用の財布に数十万、数百万、ときには数千万で購入したNFTを入れっぱなしにして
歩き回っていると想像してみてください。
ゾッとしません?
落としてなくしたり、誰かに盗られたら、もう二度と戻って来ません。
購入したNFTやイーサをメタマスクに入れっぱなしにするというのはそれに等しい状態だと思ってください。
メタマスクはシードフレーズの保管場所が大切
メタマスクに登録する時に12個の英単語がシードフレーズとしてあなたに渡されます。
このシードフレーズを使用してウォレットを認証することで「財布の中のコイン」を動かすことができる、
いわゆる従来のパスワードのようなものです。
このシードフレーズがとても重要で、流出してしまうと第3者があなたのウォレットからお金を抜き出すことが可能になってしまいます。
▷▷アナログですが紙とペンで記録して保管するのが安全です。
詐欺の手口と対策
【アクセスしたサイトが偽物かどうかはURLを1文字ずつ確認!】
MetaMask:https://metamask.io
OpenSea:https://opensea.io
公式サイトのURLだと確認できたら、ブラウザにブックマークしておき今後はブックマークからサイトに飛ぶようにします。
検索で表示される順位が変わる可能性があるため、都度goolge検索からアクセスするのは危険。
イケハヤさんのVoicyのこの放送回では色々な盗難の事例について詳しく話しています。
(タイトルにあるCNP(Crypt Ninja Partners)はNFTのプロジェクトの1種)
NFTやWeb3初心者の自覚がある人はイケハヤさんのVoicy(ラジオ)シリーズは必聴です。
日々起こるNFT盗難の実際や対策について知識をアップデートしていくことができます。
どういう手口で盗まれたのかを知っておくことが
無料でできる1番の対策になるわよ。
【DMは基本すべて詐欺】
NFTプレゼント企画も含めて、アナタのNFTを高く売ってくれなどのオファーがDMで届きますが
そういう連絡は基本全て詐欺と思った方がいいです。
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