フリーレントや仲介手数料無料がキャッシュバックよりもお得は本当か？

Tweet

Pocket

賃貸で引越しをする際にキャッシュバックをもらうよりもフリーレントや仲介手数料無料を探した方がいいという意見があります。

実際にどの方法が1番お得に物件を探せるか調査しました。

結論からいうとフリーレントや仲介手数料は仕組みを理解していないと後で損をする可能性が高いです。

とにかく手順だけ知りたい方はこちらからどうぞ。

キャッシュバックよりもフリーレントや仲介手数料無料の方がお得は本当か？

１．フリーレントはお得か？

フリーレントは入居時の家賃が1ヶ月や2か月ぶん無料になるという賃貸条件です。

初期費用を圧縮して引越し費用にあてられるので嬉しい仕組みですよね。

しかし注意が必要なのは決められた期間はそこに住み続ける必要があるということ。

一般的に多いのは1ヶ月ぶんの家賃無料で1年の拘束、2か月で2年の拘束といった形。

自分で引越し時期を完全にコントロールできる人ならフリーレントはお得な方法です。

ただし、こういう方は注意が必要です。

カワハギ系女子

実際にわたしの場合、

婚活をしている間は1年後の自分が結婚しているのか

ひとりでいるのか不確定要素が多かったので

フリーレントで借りるのは難しかったんだよね

一番困るのは引越した後に隣人トラブルなどに巻き込まれる場合よ

ニワトリちゃん

カワハギ系女子

木造アパートに住んでいた時に

後から隣に男子大学生が引越してきて深夜にドタバタ騒がれて辟易した

（もちろん大家さんにも苦情いれたけど改善されず）ので、

しばらくして引越した経験があるよ。

もしフリーレントで借りて指定された期間があった場合、騒音を我慢するか違約金を支払って引越すかの2択になってしまいます。

未来の自分を拘束する可能性があるという意味でフリーレントを利用できる人は限られます。

２．仲介手数料が無料ならお得？

仲介手数料というのは物件を紹介してくれた不動産会社に支払うお金です。

一般的な相場は家賃の0.5か月ぶん～1ヶ月ぶんといったところ。

この仲介手数料が無料や半額になる場合、負担をするのは実は大家さんなんです。

注意する必要があるのは家賃や共益費または敷金や礼金にその分が上乗せされている可能性があるという点です。

これらの価格を決めるのも大家さんですからね…。

上乗せを見破るには同じエリアで同程度の物件を複数みつけて相場をチェックする必要があります。

しかし敷金や礼金の相場といっても結構バラバラなので、そこまで把握するのは一般の方にはハードル高めです。

家賃を下げないためのテクニック

フリーレントも仲介手数料無料もキャッシュバックも大家さんが家賃を値下げせずに客つけをするためのテクニックの1つです。

しばらく空室が続きそうな物件を借りやすい条件にするのが目的です。

大家さんは入居の初期にかかる費用で多少損をしてでも空室を埋めることを重要と考えます。

どれも基本的には借り手側にお得になるシステムなので、あなたのライフスタイルに合わせて選びましょう。

そのなかで1番のおススメはキャッシュバックです。

賃貸の引越しで損しない手順

フリーレントは引越し時期を自分でコントロールできる方におススメです。

ただし家賃が無料になる期間は「入居日から月末までの日割りぶん」という場合もあるので「実際に無料になるのはいくらか？」を計算してください。

住みたい物件がたまたまフリーレントだったけど、規定の期間内に引越しの可能性がある（例えば会社の転勤など）場合はあえてフリーレント条件を外して契約するというのも賢い選択です。

転勤によってフリーレントの違約金が発生してしまっても会社には負担してもらえないのが通例です。

仲介手数料の無料は本当にお得になっているかどうかの見極めが難しく、

仲介手数料無料の条件にこだわることで候補となる物件数を極端に減らしてしまうことになるのもデメリットです。

日本で最大の不動産検索ポータルサイト「スーモ」の仲介手数料無料の物件を検索したら、なんと九州エリアは該当すらありませんでした…^^;

▷▷1番おススメの賃貸の探し方は

step
1スーモなどを使って自分の希望条件に合う物件をみつける。

step
２キャッシュバック賃貸でその物件をもう1度検索する。

step
３物件がキャッシュバックに該当していればキャッシュバック賃貸経由で不動産屋に内見を依頼する。

もし内見して決められない場合も、そのまま問い合わせした不動産屋さんが紹介してくれる別の物件で決まればキャッシュバックがもらえますので、不動産屋さんに他の物件も検討したいことを伝えてみてくださいね！

キャッシュバックを行う４つの不動産業者を比較しました。あわせてどうぞ。