保育士試験

H29年 前期試験 教育原理・社会的養護 リベンジ【前編】

2017年4月30日

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2017-04-30

どうも御無沙汰していますカワハギ女(@kyzyo3)です。

終わりましたね、保育士試験 一次筆記。ここを捲ってくださっている皆様の手ごたえはいか程でしょう?

カワハギ女は受験してみて「イケた!」という感覚はほとんどありませんでした。試験終わった瞬間、不安でいっぱいw

満点を目指すようなテストでないのは分かっているのですが、あれだけのテキストを使って、時間も掛けて勉強したんです。

10問中4問しか落とせないというプレッシャーはなかなかのもので、重箱の隅を突くような問題が頻出したら一巻の終わりです。

本当、このニコイチ科目は保育士試験その他科目とは一線を画す難易度だと改めて感じた次第。

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しかし蓋を開けてみれば、お陰さまでカワハギ女自己採点では無事リベンジ果たせる予定です。(後はマークミスの心配だけ。)

そういう言うわけで答え合わせとともにハイライトを振り返りたいと思います♪

 

教育原理

ざっと通しで見た感じだと、目立った奇問は無かったかなと。ここから出すのかよ、ちょっと難しくね?っていうのはチラホラありますが。

問1~2の法令問題はふくしかくネットさんのヤマがガッツリ当たる。

「教育基本法」全部と「学校教育法」の重要条文は「なんとなく空欄補充できる」というレベルで足りないので、できる限り「覚える」という姿勢で取り組んでくださいと書いてあるんですが、直前に言われてもそれは無理の助w

ということで短期記憶に頼ろうと、前回使った成美堂の一問一答を取り出して法令関係の穴埋めだけ赤シートで隠して暗記っていうのを直前までやってましたw

問1  次の文は、「教育基本法」第2条の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

一 幅広い知識と教養を身につけ、真理を求める態度を養い、豊かな情操と(A)を培うとともに、健やかな身体を養うこと。

二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、(B)を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。

三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、(C)の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。

A→道徳心

B→創造性

C→公共

正答:1

Bに入る言葉が「創造性」なのか「探究心」なのかで少し迷ったのですが、法令関係の文章で探究心って単語使ってる心当たりがなかったので、なんとか正答を選び取ることが出来ました。

(C)なんか「公共の精神」ってワード丸ごと穴抜きではなく、「(C)の精神」って形でだいぶヒントくれてるなーって感じで、覚えてさえいればスラっと分かった問題でしょう。

問2 次の文のうち、「学校教育法」の一部として下線部分が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A この法律で、学校とは、幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等学校、特別支援学校、大学及び認定子ども園とする。

B 経済的理由によって、就学困難と認められる学齢児童又は学齢生徒の保護者に対しては、市町村は、必要な援助を与えなければならない。

C 幼稚園は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その身体の成長を助長することを目的とする。

A→×

B→○

C→×

正答:4

Aは第1条、Bは第19条、Cは第22条、Aの認定子ども園は「学校教育法」ではなく、「認定こども園法(正式には「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」)」に規定されているもので、

学校教育法の言う「学校」は、認定子ども園は含まれない。恐らく、多くの人が引っ掛かるヤツです。

私はBの「市町村」が「国及び地方公共団体」かなと思って違う選択肢を選んでしまいました。

Cは「身体の成長」ではなく「心身の発達」ですね。ここは確実に押さえたいポイントでしょう。

問4 次の記述に当てはまる人物として、正しいものを一つ選びなさい。

 フランス革命時、公教育設置法案を提出した。同案は革命の動乱の中で成立することはなかったが、後世に大きな影響を与えた。それ以前に著した『公教育に関する五つの覚書』は法案の基礎となっている。そこには、教育の自由が認められるべきであり、公教育は国民に対する社会の義務であると述べられ、学校制度のあり方や教育内容にも言及されている。

1 トマス・モア

2 ロック

3 コンドルセ

4 オーエン

5 ピアジェ

正答:3 コンドルセ

半年前の私だったら解けていない、というか正答となるコンドルセを知らなかったでしょう。

ふくしかくネットのポイント集で初めて存在を知り、下記の内容を繰り返し読み直してました。

「フランス革命期の教育思想家であるコンドルセは、単線型の学校体系、全ての公立学校の無償制、男女平等・共学の教育などを主張し、「近代公教育のパイオニア」と言われている。」

ロックはイギリス、オーエンもイギリス、ピアジェはスイスっていう出身国でも ある程度まで選択肢の取捨が進むのと、一番のキーワードは「公教育」ですね。

問6 次の【Ⅰ群】の人物と【Ⅱ群】の記述とを結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】

A 緒方洪庵

B 吉田松陰

C 伊藤仁斎

【Ⅱ群】

ア 萩で儒学・史学・兵学など広い分野から人間教育を行い、維新の志士を多く輩出した。

イ 京都の堀川に古義堂を開き、教育の目的は道の実践にありとして、実行と個性尊重の教育を施した。

ウ 意思を志して修行を行ったのち、大坂(大阪)に蘭学の適塾を開き、学級組織を工夫して多くの門人を輩出した。

A→ウ

B→ア

C→イ

正答:5

これは3名とも重要人物で、覚えておくべき人物でした。(私は伊藤仁斎がわかりませんでしたがw)

吉田松陰は一般教養の範囲の知識でわかる方も多いでしょう。医師、適塾ってキーワードで緒方洪庵が確定できたので、伊藤仁斎わからなくてもなんとか正答にたどりつきました。

問7 次の文は、「体罰根絶に向けた取り組みの徹底について(通知)」(平成25年8月文部科学省)の一部である。(A)~(C)に当てはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

 体罰は、(A)に違反するのみならず、児童生徒の心身に深刻な悪影響を与え、(B)による解決の志向を助長し、いじめや暴力行為などの土壌を生む恐れがあり、いかなる場合でも決して許されません。(中略)

 厳しい指導の名の下で、若しくは保護者や児童生徒の理解を理由として、体罰や体罰につながりかねない不適切な指導を見過ごしてこなかったか、これまでの取組を検証し、体罰を未然に防止する(C)な取組、徹底した実態把握、体罰が起きた場合の早期対応及び再発防止策など、体罰防止に関する取組の抜本的な強化を図る必要があります。

A→学校教育法

B→力

C→組織的

正答:3

多分この問題でBとCで迷う人はあまりいなくて、Aに入るのが「教育基本法」か「学校教育法」かで迷うのが大多数なんじゃないかと。

知識だけでは教育基本法なのか学校教育法なのか分からなかったのですが、文章の中に「児童」とか「保護者」って言い方があるのに着目。

教育基本法では児童とか保護者とかの言い回しは見たことなかったので学校教育法を選びました。

問8 次の文は、形成的評価についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を✖とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 形成的評価は学習過程における学習の達成状況を評価するものである。

B 学習活動において、即時的な評価活動、たとえば発言・挙手などで学習者の理解度を把握することも形成的評価ととらえることができる。

C ブルーナーは、形成的評価を組み込んだ完全習得学習(マスタリー・ラーニング)という授業モデルを提唱した。

A→○、B→○、C→✖

正答:2

教育評価は機能面から診断的評価・形成的評価・総括的評価の3つに分かれ、それぞれ

  • 診断的評価…指導の前に、子どもの実態を把握し、適切な指導計画を立てる目的で行われる評価
  • 形成的評価…指導の過程で行われ、指導法の適切性を捉え直すために行われる評価
  • 総括的評価…指導後に行い、指導の成果を総括的に把握するために行われる評価

これら3つの評価を適切に行い、学習条件を整備すれば、大多数の生徒にとって完全習得学習が可能であると考えたのがブルーム。

ここを押さえていればAに○、Cに✖を付けられます。

ちなみにブルーナーは、学習者の認知構造が教育内容の認知構造と同型であることを主張し、「どの教科でも、知的性格をそのまま保って、発達のどの段階の子どもにも効果的に教えることができる」という仮説を提示。著書『教育の過程』(1960年)において、学習者が科学的概念や法則を結果として学ぶだけでなく、学習者自身がその発見の過程に参加し、自ら知識や問題解決の方法を習得する学習法である発見学習の意義を強調した。

と、書いてますが、Bの形成的評価の具体例が正誤かわからず、この問題は落としてしまいました。

 

問9 次の文は、「第2期教育振興基本計画」(平成25年6月14日 閣議決定)に掲載された「生きる力」についての説明である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

 

生きる力:いかに社会が変化しようと、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力など、「(A)」、「(B)」、「(C)」から成る力

A→確かな学力

B→豊かな心

C→健やかな心

正答:2

これですねー、ふくしかくネットのダイジェスト版でヤマかけてた部分ではあるのですが、載ってたのが第2期教育振興基計画について(中央教育審議会答申 平成25年4月25日)、出題は同年6月14日の中央教育審議会答申からだったんですよね。微妙に文言が違って、ぶっちゃけ選択肢迷ったのですが「幅広い教養」とか「魅力ある個性」とかは書いてある記憶が全くなかったので消去法で行きましたヽ(・∀・)ノ

 

問10 次の文は、「いじめ防止対策推進法」第1条の一部である。(A)~(C)にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

 

 この法律は、いじめが、いじめを受けた児童の(A)を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び(B)に重大な影響を与えるのみならず、その生命又は身体に重大な危険を生じさせるおそれがあるものであることに鑑み、(C)を保持するため、いじめ防止等(いじめの防止、いじめの早期発見及びいじめへの対処をいう。以下同じ。)のための対策に関し、基本理念を定め、(以下略)

A→教育を受ける権利

B→人格の形成

C→児童等の尊厳

正答:5

いじめ防止対策推進法はサボって見直ししてなかったのでこの問は全然分からず、落としました。この失点の仕方は一番よろしくないですね。

まぁ、自己採点では7個は正答できていたので、よしとしましょうヽ(・∀・)ノ

長くなりましたので社会的養護は後編にて!

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2017年6月6日:後編の社会的養護編をアップしました~。

 

 

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