第34回 福岡県吹奏楽コンクール 高校の部(2018年8月4日) 審査結果と雑感①

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2018-08-07

最終更新:2018-08-13

行ってきたよー!福岡サンパレス!今年は中学の部も高校の部も見てきましたので一個人のつぶやきですが書いていきますね。

Twitterでは当日の実況を垂れ流しましたので、長ったらしい記事読むほど暇じゃねぇんだ!って方はコチラ(@kyzyo3)ご覧くださいな。

審査結果

演奏順

演奏団体 指揮者 審査結果

自由曲

1 大牟田高等学校(55名) 川口春生 銀・代表 とこしえの声~いまここに立つ母の姿~
          作曲 樽屋雅徳
2 福岡県立京都高等学校(55名) 石田聖三 ウィンドオーケストラのためのマインドスケープ
          作曲 高昌帥
3 福岡県立福翔高等学校(55名) 寺地大輔 銀・代表 「GR」よりシンフォニックセレクション
          作曲 天野正道
4 精華女子高等学校(55名) 櫻内教昭 金・代表 ブリュッセル・レクイエム
          作曲 B・アッペルモント
5 北九州市立高等学校(55名) 田中敦大 シネマ・シメリック
          作曲 天野正道
6 福岡県立鞍手高等学校(40名) 中村直美 セントアンソニー ヴァリエーションズ
          作曲 W.H.ヒル
7 福岡県立嘉穂高等学校(55名) 伏見宣秀 銀・代表 宇宙の音楽
          作曲 P.スパーク
8 九州産業大学付属九州高等学校(55名) 小川哲平 復興
          作曲 保科洋
9 福岡県立東筑高等学校(41名) 福田尚正 歌劇「イーゴリ公」よりポーロヴェツ人の踊り
          作曲 A.ボロディン 編曲 黒川圭一
10 東海大学付属福岡高等学校(55名) 徳永賢一 銀・代表 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より
          作曲 P.マスカーニ 編曲 宍倉晃
11 九州産業大学付属九州産業高等学校(55名) 榊純一 「GR」よりシンフォニック・セレクション
          作曲 天野正道
12 福岡県立修猷館高等学校(55名) 西嶋克豊 ワンス・モア・アントゥ・ザ・ブリーチ
          作曲 S.メリロ
13 希望が丘高等学校(37名) 楢橋純子 ライジングドラゴンズ
          作曲 R.W.スミス
14 福岡県立北筑高等学校(55名) 池田仁史 「交響曲第3番」より第1、3、4楽章
          作曲 J.バーンズ
15 福岡工業大学附属城東高等学校(55名) 武田邦彦 金・代表 プラネット・ナイン~未知への軌跡~
          作曲 樽屋雅徳
16 飯塚高等学校(55名) 畑中洋介 金・代表 交響詩「ローマの祭り」よりⅠ、Ⅳ
          作曲 O.レスピーギ 編曲 木村吉宏
17 福岡県立小倉高等学校(50名) 木村慶子 トリトン・エムファシス
          作曲 長生淳
18 福岡第一高等学校(55名) 山﨑毅 吹奏楽のための協奏曲
          作曲 高昌帥
19 福岡県立城南高等学校(55名) 幸島光義 バレエ音楽「アパラチアの春」より
          作曲 A.コープランド 編曲 森田一浩
20 福岡県立門司学園高等学校(55名) 中嶋恭子 銀・代表 交響詩「ローマの祭り」よりⅠ、Ⅳ
          作曲 O.レスピーギ 編曲 木村吉宏

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今年の課題曲

上の一覧表を見てもらえばわかりますが、今年も演奏されている課題曲は圧倒的にマーチ。

古き森の戦記(第28回朝日作曲賞受賞作品) 作曲 塩見康史
マーチ・ワンダフル・ヴォヤージュ 作曲 一之瀬季生
吹奏楽のための「ワルツ」 作曲 高昌帥
Ⅳ  コンサート・マーチ「虹色の未来へ」 作曲 郷間幹男

エレウシスの祭儀(第10回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位作品)

(高、大、職一のみ)

作曲 咲間貴裕

なかでも圧倒的に多かったのが課題曲Ⅳのコンサートマーチ。4日の高校の部も5日の中学の部も課題曲Ⅳ祭り、しかし審査結果の明暗を分けたのも課題曲。自由曲も各団体個性的で楽しい演奏が多いのですが、どんなに自由曲がよろしくても課題曲が仕上がっていないとさらに上には上がれない…という印象。特に課題曲Ⅳは最初のファンファーレと最後の一音のザッツと残響で6-7割みえちゃいます。

演奏団体ごとの印象

4.精華女子高等学校

課題曲のマーチ’虹色’は赤子の手をひねるレベルの軽快さ。本当はそれくらいの軽さでちょうどよいのかも。自由曲はベルト・アッペルモント。久々のアッペルモント節が聞けてうれしいです。アッペルモントといえば「ギルガメッシュ」、某テレビ番組で洛南高校が取り上げられていた時の演目がこれでした。

めちゃくちゃカッコイイ曲ですよね。と、同時に高度な演奏技術が要求されますが。。ちなみに洛南高校は男子のみの少人数で各人が楽器の持ち替えをしながら吹き抜くという高校生離れしたスタイル。昔の全国大会常連校でした。銀賞でしたが名演の一つと個人的には思います。

てゆーかAmazonで中古だと過去の名演が数百円で聞けるんですね(;´∀`)

話が逸れました、精華の演奏ですが。カットのせいか、もともとそういう造りなのかイマイチ曲の世界観に入り込めなかったんですよね。ブリュッセル・レクイエムは2016年にベルギーの首都・ブリュッセルで発生した連続爆破テロ事件の犠牲者へのレクイエムになっており、テロへの恐怖、悲しみ、無力感などの感情が描かれている作品(参考)なのだそうですが、レクイエム感はいずこ…て感じでした。県大会で求めすぎでしょ!と言われればそれまでです、ハイ。

 

6.福岡県立鞍手高等学校

初めての課題曲Ⅴ、なかなか面白い曲だなぁという印象。Tpがちょいちょい惜しい。自由曲セントアンソニーヴァリエーションズは静部の木管のハモりのブレススピードからカッチリ決まっていて素晴らしい。Tuttiのハモりも良い、んだけど、もっと技術的に難しい曲をやってもいいのかもと思った。もっと小細工効かせてテクニックの側面を磨くと超高校級と張り合っていけるのかなと。

7.福岡県立嘉穂高等学校

課題曲Ⅳはあえてのボリュームコントロールにしてはサンパレスのホールに対して音が小さく、全体的にこじんまりとした印象に。対照的に自由曲の完成度と暴れっぷりたるや!宇宙の音楽めちゃくちゃ上手かったです、個々の技量の高さも感じさせる十分な演奏。故に、課題曲にもっと時間割けばいいのに…と思ってしまった典型的な自由曲突出型。銀賞でしたが代表を掴みましたので、九州大会でも頑張っていただきたい♪

8.九州産業大学付属九州高等学校

課題曲Ⅳ、ここまで立て続けにⅣを聞いていて、ふと、ヤマを作るのが難しい曲なのかもと思い始める。みんな静かに始まって静かに終わっていくんだけど、聞かせどころを意図的に作りこまないとスルッと流れて終わってしまう曲だと。九州高校も残念ながら見事にこの曲のワナ(!?)にハマっていました。自由曲復興はちょっと割れ気味のTbとかいい感じで力のあるバンドだとは思ったんだけど、いかんせん課題曲が物足りないと押し並べて銀賞です…

9.福岡県立東筑高等学校

課題曲Ⅳこちらも銀賞かな、という印象の演奏。自由曲のイーゴリ公はオーボエとファゴットが上手でさすが高校生、という演奏でした。いい曲なんだけど、ラストの盛り上がりに欠けたのと、曲のつなぎ目でハーモニーが薄くなって不安定に感じる部分があり、ヒヤッとしました。

10.東海大学付属福岡高等学校

コチラの課題曲Ⅳは緩急や聞かせどころがはっきり主張されていて、他校より一歩踏み込んだ解釈をしており、楽譜をなぞる演奏が多い中で非常に聞きやすかった。全国常連校のようなスマートさのある演奏ともまた違うので、ややもすると「大げさ」にとらえられてしまう可能性はありますのでその辺は九州大会までに調整かければ問題ないかと。そして自由曲カヴァレリア・ルスティカーナこちらも非常に良かった。各ソロも秀逸でした。

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さて長くなりましたのでこの辺で記事を分けたいと思います。続きも近々UP予定!

続き書きました。

 

 

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