保育士実技試験-言語-絶対にやって欲しいたった一つの事

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2017-07-18

さて大好評の保育士試験関連の記事も個別UPはこれで最後になりそうです。

保育士試験関連の記事だけで結構数があるので、次回総集編の記事でまとめたいとは思っています。

2次試験結果は8月5日~8月13日の間に郵送で送られてくるので、静かに待ちたいと思います。

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1.H29 前期のお題について

「おむすびころりん」

「だいこん にんじん ごぼう」

「三匹の子ブタ」

「ウサギとカメ」

この中から一つ選んで3歳児へのお話を、3分で行う、というもの。

素話なので、絵本や紙芝居、小道具やカンペ類の持ち込みは一切禁止。自分の声と表現だけで伝えるというシンプルな内容です。

試験の出題パターンとしては3歳児・4歳児・5歳児それぞれの年齢への素話が出題されるが、

  • 3歳児→まだ難しい内容や登場人物が多い話、場面展開などは理解が難しい。集中が続かないので単調だと飽きやすい。
  • 4歳児→3歳児よりも進んだ内容を理解できる。登場人物が多くても付いてこられるようになる。「なんで?」と疑問を持つ。
  • 5歳児→複雑なお話や場面展開を理解し、求めるようになる。登場人物の気持ちを考える事が出来る。

というザックリとした特徴があります。

今回の素話の対象は3歳児でしたので、細かい内容や展開にこだわるよりも、同じリズムの言葉や擬音を繰り返したり、シーンにメリハリをつけてイメージしやすいように話す方が受け入れられそうです。

 

2.どんな絵本を選ぶ?

今回のお題の「ウサギとカメ」「3びきのこぶた」は海外、「おむすびころりん」「だいこん にんじん ごぼう」は日本のお話です。

まずは図書館等に行って各絵本を探して見たのですが、作者によってちょっとずつ登場人物や展開が違うんですね(笑)

一応上記4種類すべての絵本にあたって見たのですが、結末が作者によって大きく異なる傾向が強いのは「ウサギとカメ」でした。

ウサギがさぼっている間にゴールしたカメとの最後のやり取りが全ッ然違うんです。

  • ウサギ「オイラが負けるなんて…」(サボったことをウサギ自身が反省するパターン)
  • カメ「僕だってやればできるんだ!」(ウサギとの勝負に勝ってカメが自信をつけたパターン)
  • カメはウサギの首にゴール旗のスカーフを巻いてあげました。(カメの包容、ウサギの開示パターン)
  • カメ「ほうら、言わんこっちゃない!」(ウサギの性格と自身の勝利を見越したカメがウサギにお灸をすえるパターン)

・・・等々、

絵本って起承転結の「結」に強いメッセージ性を持ってくるのが定番なので、その「結」の部分が違うというのはお話の屋台骨に関わってくるので、しっかり自分で気に入った絵本を1つ選んで素話の台本にアレンジしていくのが得策だと思います。

 

3.どうアレンジする?実際の台本を披露

3分間に収まる文字数は600字とか言われたりしますが、正直文字数を気にしている場合ではありません。

実際にやってみて、3分間にお話しを納めようと思ったら、どのお話もかなり大胆にストーリーを削り、見せ場を作らないとあっという間に終わってしまいます。

わたくしカワハギ女は(@kyzyo3)試験では「3びきのこぶた」をお話ししたので、その実際の台本を書いていきます。

 

3匹の子豚のお話をします。

むかーし、むかし、あるところに3匹の子豚がいました。

1番目の子豚は藁を担いでいる人に会いました。藁を譲ってくれたので、藁で家を建てました。

すると、オオカミがやってきて言いました。

(オオカミ)「子豚さん、子豚さん、私をなかに入れてくれないか?」

(こぶた)「いえいえ、とんでもない!」

(オオカミ)「そうか、それなら、この家を吹き飛ばしてやる!」

そう言ってオオカミはフゥー!っと吹いて、藁の家を吹き飛ばしてしまいました。

2番目の子豚は木の枝を担いでいる人に会いました。木の枝を譲ってくれたので、木の枝で家を建てました。

すると、またオオカミがやってきて言いました。

(オオカミ)「子豚さん、子豚さん、私をなかに入れてくれないか?」

(こぶた)「いえいえ、とんでもない!」

(オオカミ)「そうか、それなら、この家を吹き飛ばしてやる!」

そう言ってオオカミは木の家を吹き飛ばしてしまいました。

3番目の子豚はレンガを担いでいる人に会いました。レンガを譲ってくれたので、レンガで家を建てました。

すると、またまたオオカミがやってきて言います。

(オオカミ)「子豚さん、子豚さん、私を中に入れてくれないか?」

(こぶた)「いえいえ、とんでもない!」

(オオカミ)「そうか、それなら、この家を吹き飛ばしてやる!」

そう言ってオオカミはフゥー!っと吹いてプゥー!っと吹いて、それからブウゥゥー!と吹きますが、

レンガの家はびくともしません。

オオカミは怒って「ようし、それなら煙突から入ってお前を食べてやる!」

子豚は、オオカミが屋根に登る音を聞くと、大きな鍋いっぱいにお湯を入れてかまどにかけました。

オオカミが煙突を覗いたその時です。

バッシャーン!

オオカミは煙突から鍋に落ちてグツグツと煮込まれてしまいました。

そうして子豚はいつまでも幸せに暮らしましたとさ。

おしまい。

 これでちょうど3分ジャストくらいです。

「くらい」というのは何なのかと言えば、お話の強弱・会話部・間を空けるところ等読み方の抑揚をつける部分で時間を調整します。

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ちなみに、台本作るのに利用した絵本はこちら。

 この絵本では昔話に忠実なので、兄豚2匹はオオカミに食べられてしまうし、オオカミも最後は煮えたぎった鍋で煮込まれて死にます。かわいい絵柄でいて、結構シュール。

もちろん他の作家さんのお話では兄豚が死なないバージョンもありますから、個人の好みだと思います。絵本は比較しながら選びたいし、買うと結構高いので図書館に行きましょう。(他の言語試験受験者に絵本を借りられてしまうことが想定されますので、早めに動きましょう!)

 

4.これだけはやっておくべき一つの事

結論から言いますね?

まずはプロの素話の映像を見る事。

これ絶対にやっておくべきでしょう。特に普段、保育関係の仕事に従事しておらず、子どもとの接触時間が日常少なく、それでいて言語の試験を受ける人は、そもそもどういう立ち居振る舞いをするのかが分からないんです。

話し始めのテンションは?声の大きさは?トーンは?表情は?

これらの疑問を解決するなら、一度プロが演っているのを見るのが手っ取り早い。

私は、昨年の筆記試験受験の時にヤフオクで買った四谷の古いテキストセットに実技試験対策DVDが付いていたので、それを参考にしました。同様の内容がYouTubeにもUPされており、「保育士試験 言語」とかで検索すればヒットするので、それで良いと思います。

(実技試験対策の内容としては四谷のテキストはDVD付きとはいえ内容スカスカなので、買うならやっぱり成美堂の実技試験対策本をおススメします。)

 

映像でも良いし、機会があるなら本物の先生に実演してもらうのも大いにアリだと思います。

まずは「感じ」を掴んでほしい。細かい台本のアレンジなんかはその後にやれば十分です。

 

5.いよいよ本番!

これについても一つだけ言っておきますと

絶対緊張しますよということ。

なぜかと言いますと、試験会場は休日の学校を借り切って行われ、試験は一人ずつ教室の中に招かれて試験官2人を前に素話をするんですが、

教室の中で響く前の受験者の声が待合の廊下まで聞こえてくるんですよ。これがまた、他人の声ってすごくよく聞こえるもので。

めちゃくちゃ上手に聞こえるんです。(実際に上手だったんだと思います。)

そういうわけで直前で一気にアナタに緊張因子が降りかかります。

そういう場面において、緊張をできるだけ最低限に抑える方法は自分が納得するレベルまで練習して当日本番に臨むことです。

もっと裏技的な内容を期待した方、ごめんなさい(笑)

しかし結局「緊張」は自身のメンタルコントロールなわけですから、負の緊張因子を払拭できるだけの既成事実を積み上げておくこと(=自信の醸成)でしか対処できないものとカワ女は考えています。

(緊張がゼロだとそれはそれで実力発揮できませんので)適度な緊張感を保つようコントロールしてください。

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